練習すればショパンは弾けますか?
2022/10/07
横浜市都筑区北山田の小さなピアノ教室、ドルチェピアノ教室です
今日のレッスンでのあることをきっかけに、
今の場所でピアノ教室をはじめて、本当に様々な生徒さんがピアノ教室に通っていただいているなぁと、振り返ることに。
最初にレッスンしたのは学生の頃、アルバイト感覚で高校生の幼稚園の先生を目指している女の子でした。
女の子になんの教材を使ってどんなレッスンをしたかははっきり覚えていませんが、
彼女が短大に入学する前、ブルグミュラー25の練習曲の「素直な心」を弾けるようになるまで出張レッスンをしたのを覚えています。
あれから20年以上の間、いいと言われるピアノのレッスンのための勉強会や講座に足を運んでみてはレッスンで試してみるということを何年もの間行いました。
ピアノを教える勉強をして自信がついてきたものの、生徒さんが思うようにピアノに向き合ってくれないというときもあり、
なぜだろうをという思いの中、レッスンをしていくうちにだんだんわかってきたことがありました。
レッスンをはじめたころは、ピアノは練習をしさえすればみな、ショパンのワルツくらいのレベルの曲はひけるようになると思っていましたが、
今では、弾けるとも弾けないとも答えはでません
ピアノの練習を毎日1時間、する生徒さんもいれば、毎日1回づつの練習が精一杯の生徒さんもいます。
この違いは、ピアノへのモチベーションの大きさの違いです
例えば、世界的なピアニストは3歳の頃から聞こえてきた音楽をピアノで弾いしまい、幼稚園生でショパンを弾いていたというようなことを聴きます。ピアノが練習するたびに飛躍的に上手くなっていくので、練習も楽しくてしょうがないでしょう。
この逆もあるということ
練習をしても成果がわかりずらいと練習をするモチベーションが遠のいていきます。
こういう生徒さんに対しては多くを望んでしまうと逆効果なので、レッスンにきてうまく弾けてなくても、もし前回より少しでもばんばりがあったら、そこを認めることが本当に大切なことだとわかりました
ピアノが得意にならなくても、本人がピアノが少しでも楽しいと思ってもらえたらレッスンは成功だと思います。
ピアノを習うことで学校での音楽は習ってない人より音符が読めたり、毎日少しでも集中をする習慣がつく、勉強の合間に気分転換になるなど、たくさんいいことがあります。
誰のための、なんのためのレッスンなのか、考えると向き合い方も分かってきます。
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