譜読みが出来るようになるには?
横浜市都筑区北山田の小さなピアノ、ドルチェピアノ教室です。
子どもがピアノのレッスンに何年も通っているのになぜか楽譜が読めない。
このようなお悩みを、体験レッスンに来られた保護者の方や、生徒さんのお友達が楽譜が読めなく、お母さまがお困り等と、生徒さんの保護者の方のお話しからも伺います。
なぜそうなってしまうかは、練習の量、楽譜を見ない、楽譜を見たがらない、様々な原因が絡み合ってますが、大切なのは、習いはじめから楽譜を見る習慣を付けること、新しい音符が出てきたら、色々な方法で確実に覚えていくことです。
導入レベルの楽譜は楽譜を見ないでもすぐに覚えて弾くことができます。
特に耳がよく記憶力に長けているお子さんはすぐに覚えてしまい、楽譜をみないで弾いてしまいがちです。
楽譜を見ないで弾くことを防ぐために、ピアノの習いはじめから最初から見て弾く習慣を付けることがとても大切になります。
音符読みが始まる前に、ピアノの指の独立、指番号の定着、リズム、楽譜の決まり事などが身につき、五線がない、番号やドレミが書いた音符を見て弾く、プレリィ―デングは負担なく楽譜を見て弾く習慣を付けられるようです。
プレリーディングで楽譜を見て弾く習慣が付いたら、五線の音符を見ながら弾くのもスムーズです。
最初は真ん中ドから、右手のドレミふぁそ、左手ドシラソファが順番に出てきます。
上記の音符をまずは100パーセント読めるようにするわけですが、ここで少しつまずく場合は、ト音記号はソの音からはじまるよ、ヘ音記号はファの音からはじまるよ、とヒントになることを伝えて、五線ノートに自分で書いたり、弾く前に音符読みをすることでだんだん読むことになれて覚えます。
さらに音符が増えてくると、今度は手作りの読譜のプリントを使ったり、カードを使ったり、、本当にあの手この手なのですが、自分で楽譜が読めることで世界がグーンと広がり、新しい曲もワクワク楽しく譜読みができるようになるので、読譜を諦めるわけにはいきません。
もちろんテキストだけで音符を覚える生徒さんもいますが、そんな生徒さんは毎日20分以上は練習をしている生徒さんでやはり練習は大切だと思わせてくれています。
練習はやはり大切だなぁと実感しつつ、レッスンに通ってくれている生徒さんが全員譜読みができるように、今日もあの手この手で楽しみながら読譜を頑張っていきましょう!